ERIS - Legend of Gaidelia -

■Introduction
原作は2011年公開。長らく憧れ続けてきたハンス・ジマーの映画音楽（サウンドトラック）特有のアクションスコアに幾度となく挑戦し、初めて１つの完成型となった作品です。旧ソ圏をイメージした重厚な旋律とコーラスは、恐らく初めて聞く方には衝撃的なものだったかと思います。
そうした意味で、本作はサウンドトラックという体でありながらも、民族系に近い作風だと言えます。

2015年にリブート版として「Sun's of Liberty」に収録し、「チュウニズム」に収録を頂いたのもSun's～版がベースです。今回DL版としてリリースするものはSun's版より8小節長い尺となっており、オープニングの軍歌風フレーズにサビが追加されています。
このフレーズは戦闘パートとも呼ばれている本編のサビに相当し、長らく入れたいと思いつつ見送って来た部分でもあります。

■Illust & Images
Lengsel 第1章の作中で、エリスはリリちゃんの記憶の分身＝トーテムとして登場します。実質、同じ登場人物となるこの2人にはそれぞれテーマ曲が用意されており、その内の１つ、リリちゃんの曲は5月に「DEEMO」に収録されています。

本作のアルバムアートは、イラストレーターのしいたけ先生の書下ろしです。Lengsel 第1章の物語中にも登場する場面にも通じており、自身のALTIMAへと誘い込み、ERISのトーテムを使って戦うリリちゃんをイメージしています。

ERISとLILI。この2つは楽曲そのものにも多くの共通点があります。是非この２つの違いについて着目して聴いて頂ければ幸いです。