篠原重工八王子工場が警察任務用に開発した最新鋭(1998年当時)のパトロール・レイバー。その外観は極めて人間に近く、デザインも「見る者に与える心理的影響までも考慮して設計」されている(野明曰く「趣味の世界だねえ……」)。
駆動系にはSCLM(超電導モーター)、動力にSCB(超電導バッテリー)を採用。運動性能は極めて高く、その外観通り人間と遜色ない動作が可能となっている。人の手を精巧に模したそのマニピュレーターは、操縦者のモーションを正確にトレースし、電磁警棒やリボルバーカノンといったオプション装備から、ワイヤーまで器用に使いこなす。
警視庁が負担した1機あたりの導入コストは56億7000万円。篠原重工がイングラムにつぎ込んだ研究開発コストを考慮すれば破格に等しい額ではあるが、これは任務中の稼働データの提供を受けることを念頭においた価格設定と言われている。
野明は自身の登場する1号機に「アルフォンス」という愛称を付けている。この愛称は、野明が幼少期に飼っていた飼い犬の名前に由来するもの。アルフォンスの名は1号機以前にも飼い猫に一度引き継がれており、イングラム1号機は都合3代目の「アルフォンス」となる(なお、この設定は『漫画版』には存在しない)。
パワーこそ軍用レイバーに劣るものの、野明の優れた操縦技術と、さまざまな任務で蓄積した学習データもあり、極めて高い格闘能力を誇る。劇中では最新の軍用レイバー・ブロッケンから黒いレイバー・グリフォン、次世代機・零式まで、スペック上ではイングラムを上回る機体相手にも正面から戦い、白星を上げている。
駆動系にはSCLM(超電導モーター)、動力にSCB(超電導バッテリー)を採用。運動性能は極めて高く、その外観通り人間と遜色ない動作が可能となっている。人の手を精巧に模したそのマニピュレーターは、操縦者のモーションを正確にトレースし、電磁警棒やリボルバーカノンといったオプション装備から、ワイヤーまで器用に使いこなす。
警視庁が負担した1機あたりの導入コストは56億7000万円。篠原重工がイングラムにつぎ込んだ研究開発コストを考慮すれば破格に等しい額ではあるが、これは任務中の稼働データの提供を受けることを念頭においた価格設定と言われている。
野明は自身の登場する1号機に「アルフォンス」という愛称を付けている。この愛称は、野明が幼少期に飼っていた飼い犬の名前に由来するもの。アルフォンスの名は1号機以前にも飼い猫に一度引き継がれており、イングラム1号機は都合3代目の「アルフォンス」となる(なお、この設定は『漫画版』には存在しない)。
パワーこそ軍用レイバーに劣るものの、野明の優れた操縦技術と、さまざまな任務で蓄積した学習データもあり、極めて高い格闘能力を誇る。劇中では最新の軍用レイバー・ブロッケンから黒いレイバー・グリフォン、次世代機・零式まで、スペック上ではイングラムを上回る機体相手にも正面から戦い、白星を上げている。
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